レンガの敷き方と用意するもの(庭編)
窯や建物、公園の歩道など、さまざまな用途に使われている「レンガ」。
そんなレンガは、手頃な価格で手に入ることから、DIYに活用する人も増えています。
例えば、玄関前のアプローチや庭など、レンガは外で使うイメージが強いかもしれませんね。
しかし最近では、レンガを使って室内アイテムを作る人も増えているのだとか。
実は、レンガは自然由来の素材でできているため、身体に優しい上、耐久性や耐熱性、耐水性にも優れていて、室内のDIYにもぴったりのアイテムなのです。
そこで今回は、レンガを使ったDIYの棚作りの作り方をご紹介します。
レンガを使った棚作りをお考えの方、DIYの幅を広げたい方、自分だけのおしゃれな棚が欲しいという方は、ぜひ参考になさってください。
Contents
まずは、レンガの棚を作るときに必要なものを紹介します。
準備しておくべき基本の必要なもの
・レンガ
・木材(棚板の部分となる)
・のこぎり
・モルタルまたは専用接着剤
・発砲シート(またはクッションシート)
準備物は、作る棚によって異なりますので、ご注意ください。
作る前にイメージを膨らませ、サイズ感を把握した上で材料を揃えましょう。
購入先はホームセンターや専門店、通販などがあります。
レンガには種類があるので、好きなテイストやカラーを選んでみてください。
また、レンガを使った棚作りで気をつけるべき点は接着です。
ただ積み上げたままだと、地震や振動で壊れてしまう可能性があります。
接着に使う材料はモルタルが一般的ですが、手間がかかる上、手が荒れることもあります。
そのため、専用の接着剤を使用することをおすすめします。
レンガを使って棚を作るときは、まずレンガの状態を確認しましょう。
ホームセンターや専門店で購入したレンガは、濡れている場合もあります。
もし、濡れてしまっていたら、良く乾かしましょう。
また、室内でDIYをする際は、床が傷つかないよう保護してから始めるのがおすすめです。
なぜなら、レンガの表面は種類によってザラザラしているものがあるため、作業するにあたって床を傷つけてしまうことがあるからです。
傷防止には、発砲シートやクッションシートを引くといいでしょう。
自宅に庭があるなら、外で作業してもいいかもしれませんね。
次からは、用途別にレンガ棚の作り方を6つ紹介していきます。
レンガを使ったDIYで人気なのが、本棚です。
レンガの積み重ねる数によって高さを調節できるのも魅力!
自分の持っている本に合わせて本棚を作ることができますよ。
本棚の作り方
①棚板の幅でレンガを置く
②接着剤を付けながら、1段目の理想とする高さまでレンガを積む
③レンガに接着剤を塗った後、棚板となる木材を乗せる
④①~③を繰り返して、自分好みの本棚を作れば完成
作り方は至ってシンプルなので、DIY初心者でも作りやすいでしょう。
本棚を作る際は、安全面も考慮して、2~3段程度に留めておいた方がいいかもしれませんね。
レンガを使えば、収納棚もあっという間につくることができます。
衣服の収納やおもちゃの収納など、家庭の用途に合わせることが可能。
棚そのものを生かして見せる収納にしたり、既製品の収納ボックスを組み合わせたり…。
棚としての使い道は無限大です。
収納棚の作り方
①棚板に合わせて両サイドにブロックを置く
②接着剤を付けながら、1段目の高さまでレンガを重ねる
※収納ボックスを使う場合は、ボックスの高さに合わせる
③棚板を乗せる
④①~③をもう一度繰り返して完成
レンガによって棚の高さを変えられるので、高さの異なる収納ボックスを組み合わせてもいいかもしれませんね。
こちらも本棚同様、積み重ねるだけのシンプルな工程が特徴です。
レンガの種類や並べ方を変えると、雰囲気をガラッと変えることができますよ。
例えば、ナチュラルな色味に揃えたり、モノトーンのレンガを使ったり…。
自宅のインテリアに合わせて、材料を選んでみてください。
テレビ台の作り方
①棚板の幅に合わせてレンガを並べる
※強度がいるため、サイドと真ん中3箇所に並べるのがおすすめです
②接着剤を使いながら好みの高さまで積み上げる
③最後のレンガの上に接着剤を塗り、棚板となる木材を乗せる
④①~③をもう一度繰り返したら完成
床の傷が気になる方は、土台となる木材を敷いてからレンガを積み重ねるといいでしょう。
最近流行っている見せる収納。
靴をあえて見せる収納にする人も増えているのだとか。
レンガを使えば、靴のサイズや高さに合わせて棚を作ることができます。
自分の持っている靴の数に合わせられるのは、DIYならではの良さかもしれませんね!
靴に合わせてぴったり収納されていると、すっきりおしゃれな空間にもなりますよ。
靴棚の作り方
①棚板に合わせて両サイドに1つレンガを並べる
②その上に棚板を置く
③同じ要領で3段目まで作ったら完成
靴棚は季節によって収納する靴が変わる場合もあるため、接着しなくてもOK!
冬場にショートブーツなど高さのある靴を収納したい場合は、レンガを2段に重ねるといいでしょう。
ただし、強度は弱くなるため、小さなお子さんがいるご家庭は特に注意しましょう。
耐熱性が優れているレンガは、キッチン周りのアイテム作りにもぴったり!
中でも、調味料棚のDIYをする人が増えています。
調味料はコンパクトなサイズのものが多いため、正四面体のレンガを使うのがおすすめです。
調味料棚の作り方
①棚板に合わせて両サイドにレンガを並べます
②調味料入れの高さに合わせてレンガを積む
③棚板を乗せたら完成
接着剤なしでレンガを重ねても良いですが、何かの拍子で倒れてしまう可能性もゼロではないため、接着剤を使用することをおすすめします。
耐水性や耐久性のあるレンガは、屋外のアイテム作りにも向いています。
園芸アイテムはさまざまな種類がありますが、DIYにはレンガを使ったフラワースタンドがおすすめです。
フラワースタンドがあると、植物をよりおしゃれに飾ることができます。
庭はもちろん、ベランダや室内に置いても良いでしょう。
欲しいサイズのフラワースタンドをつくれるのは、DIYの特権ですね。
フラワースタンドの作り方
①棚板のサイズに合わせて両サイドにレンガを置く
②その上に木材を乗せる
③①~②を好みの段数になるまで繰り返して完成
外に置く場合は、雨風の影響を受ける可能性が高いので、モルタルで接着すると安心でしょう。
レンガで花壇作りに挑戦はいかがでしょうか。
こちらの記事では、レンガで花壇を作る際に必要な道具や、具体的な作業内容について詳しく紹介しています。
DIYに挑戦される方は是非ご覧ください。
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いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、レンガを使った棚作りがご理解いただけたと思います。
レンガでのDIYはDIY初心者でも挑戦しやすいものばかりなので、ぜひ参考になさってください。
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