レンガの接着方法
自宅やキャンプ地で焼き立てピザを味わってみませんか。アツアツのピザはキャンプや家庭だんらんの時間をさらに楽しいものにしてくれることでしょう。この記事では自宅で窯焼きピザを楽しみたい人に向けてレンガを組んで作るピザ窯についてその作り方や注意点をまとめました。おいしくピザを焼くための作り方のポイントがわかります!
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動画でもピザ窯作りの方法を解説してますので、ぜひご覧ください
かんたんピザ窯セットの詳細はこちらから(別ページへ移動します)
ピザ窯の作り方にはいくつかの方法がありますが、今回は「創碧(そうへき)株式会社」が販売するレンガの「かんたんピザ窯セット」の作り方を参考に解説します。また費用についてもまとめました。
土台用コンクリートブロックは、高熱による地面のコゲを防ぐために準備したほうがよいでしょう。
このほか、土台の安定性を高めるために木製の板などを準備してください。
この作り方では、モルタルやレンガタガネなどの資材は不要です。組むだけで簡単にピザ窯が作れます。もちろん使用後は撤去も可能なので、いつでもどこでもピザが作れるメリットがあります。
また思わぬけがを防ぐために、滑り止めがついた作業用の手袋を準備しておくとよいでしょう。
土台用コンクリートブロック以外の材料は、創碧株式会社が運営する「レンガ市場」で購入できます。費用は75,150円(税込)です。材料以外の資材は不要なので、購入代金と土台の準備のみの費用でピザ窯が作れます。
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ここからは、創碧株式会社が販売する「かんたんピザ窯セット」の作り方を紹介します。短時間で組み上げられるので、ピザ生地を作っている時間でピザ窯の設置から火起こしまで済ませられる特徴があります。この方法ならば、レンガDIYの下準備であるレンガを水に浸水させる工程も不要です。
平坦で安定する場所に、土台用のコンクリートブロックを置き、板を乗せ土台を作ります。
その上に耐火レンガを6個×3列分並べてください。奥側の側面にレンガを3個、横に並べておきましょう。一段目の左右と奥の三方が側面壁の立ち上がりとなります。また、手前側の面は火入れ口(火床)となります。
二段目は側壁面の立ち上がりとなる左右と奥に3個並べたレンガの上に同じようにレンガを積み重ねます。レンガがずれないよう丁寧に乗せていくことが、ピザ窯の倒壊を防ぐコツとなります。単純にレンガを重ねるだけの作業になるので、この点は気を付けましょう。
左右の側面にレンガを重ねます。奥の3個のレンガののち、両端のみ2段目と同様にレンガを重ねてください。中心は空気穴を作るために、1個のレンガについて90度向きを変えて配置してください。3段目に2つの空気穴ができあがります。空気穴用のレンガは、この上にもレンガを配置することを考慮して、バランスよく設置してください。
四段目は二段目と同じようにレンガを重ねてください。この時にも、ずれないように側面の重なりを注意しながら配置します。
五段目には、2枚の中間レンガを配置します。1枚目は、火の入れ口側となる前面より3センチほど引いたところに置き、それに習って2枚目を配置します。奥側には天面を上にした3個の耐火レンガを、横一列に弧を描くように配置します。ここまででオーブン窯となる火入れ口(火床)が完成です。
中間レンガの左右側面にレンガを2つずつ縦に並べます。奥側は左右とも4段目の角に合わせるよう1個ずつ縦に配置し、中心部は2つ横に並べます。左右の縦に配置したレンガと側面を合わせるよう調整してください。
七段目は六段目と同様にレンガを重ねます。
八段目の奥側面にレンガを3つ横に並べます。レンガは2:1の比率なので七段目のレンガと幅がそろいます。その奥に並べた3つのレンガを基準に天板用レンガを5枚横に渡してください。
最後にレンガのずれがないか確認すれば、ピザ窯の完成です。15分ほどの時間があれば完成できるでしょう。
こちらのキットを使う方法以外にも、レンガを組んでピザ窯を作ることは可能です。共通した注意点をまとめます。ピザ窯を作る前に必ず確認することで、けがを防ぐとともに大切なレンガを割ることなく作業ができますよ。
ピザを焼く際に、窯の適正温度は400度と言われています。高温になる環境を作るため、必ず耐火レンガを使用しましょう。一般的な赤レンガを使った場合、高温の状態でレンガが割れてしまいます。場合によっては、ピザ窯全体が倒壊してしまう可能性があります。すべてのレンガを耐火レンガにすることが一番のポイントです。
またモルタルを使ってレンガを組み上げる据え付け型のピザ窯を作る場合には、耐火モルタルを使うようにしてください。
ピザ窯やバーベキューコンロをレンガで作る際には、空気穴の設置が必要です。空気穴から酸素を供給することで、ピザ窯自体の温度を高めることができます。この空気穴を作らなければ、温度が上がらないばかりか窯の中で不完全燃焼を起こす可能性も否めません。思わぬ事故を防ぐために必ず空気穴を作ってください。
週末に手づくりピザを楽しめると生活が豊かになりますよね。自宅にピザ窯を設置する際に注意したいこともあります。火事や臭いを防ぐための配慮も必要です。
今回紹介したピザ窯は単純に耐熱レンガを積み上げるだけのものです。傾きがない安定した場所に設置しましょう。傾きを解消するために、庭の一部分を掘り下げて水平を作るといった計画なども必要です。
都度組み立てられるピザ窯は、場所を選んで設置できるメリットがあります。火床の火種が飛び火しないよう風向きを見て方向を決めるとよいでしょ。もちろん風が強い日にはピザを焼くことは避けましょう。
雨などで濡れたレンガを使って火入れをすると、水蒸気が発生し、その圧力によってピザ窯が爆発する可能性があります。雨に濡れたレンガを組むことは避けましょう。数日間乾燥させてからピザ窯を作ってくださいね。
ピザ窯でおいしくピザを焼きたいという場合は、火床の温度を上げて400度程度まで窯を予熱することが大切です。温度計を準備して二階部分の温度を確認することをおすすめします。
また、ピザ生地をおいしく焼き上げるには「生地の発酵」は不可欠です。ピザ生地にイースト酵母を使わずともおいしい生地に仕上がりますが、小麦粉のグルテン化を促すために、生地をこねたのちに1時間以上は生地を休ませましょう。もっちりとした焼き上がりの生地に仕上がります。
レンガを使ったバーベキューコンロに挑戦してみたいけど、「何から準備したらいいのかわからない…」「どのように作ればいいのかわからない…」という人も少なくありません。
自作のバーベキューコンロと言われると一見難しそうに感じますが、実は積むだけで簡単に作れるDIY初心者におすすめの作り方もあります。
または、セメントを使用したDIY上級者におすすめのレンガバーベキューコンロを作ることも可能です。
そこでこちらの記事では、レンガでバーベキューコンロを作るのに必要なものと作り方を、DIY初心者向け・上級者向けに分けて詳しく解説します。
【おすすめ記事】レンガを使用したバーベキューコンロの作り方と準備物
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ピザ窯はDIY初心者でも簡単に作ることができます。作り方自体も簡単ですので、ピザが食べたいと思ったときにすぐに窯を作れるのもいいところですね。注意点を把握し、ご近所への配慮を怠らなければいつでもすぐにおいしいピザが食べられます。簡易的なピザ窯で本格的な窯焼きピザをぜひ楽しんでみましょう。
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