庭の虫対策の方法4つを紹介!庭に虫が発生する原因についても解説
レンガは古い時代から存在します。なぜ、レンガブロックが現代まで受け継がれてきたのかその歴史を紐解いていきます。また世界遺産として登録されている世界の歴史的建造物もまとめました。レンガ造りの建造物に興味がある人は必見です。
レンガの始まりは紀元前4000年ころ、メソポタミア文明が起こった時代だといわれています。その頃のレンガは、粘土質の土に小石やわらを混ぜ合わせたもので作られていました。
もともとの始まりは、この粘土を丸めて作った玉を直接重ねて乾燥させて壁を作っていましたが、やがて、型抜きで同じ形の形成物を量産して天日干しをして作った「日干しレンガ」をくみ上げて作る建造法に変わったとされています。
現在使われている焼成レンガは、紀元前1600年~1000年ころにできたものです。このころは日干しレンガと焼成レンガを使い分け、建物の保護や補強にも使われてきました。
レンガはそのころから100年前に発動機の導入によって生産方法に進展がみられるまで、ほぼ変わらず作られてきました。
レンガ造りの歴史的建造物は世界各地にたくさんあります。ここでは日本国内外のレンガ造りの代表的な建物をピックアップします。
異民族の進攻を迎え撃つために紀元前214年に建設された防御壁です。秦から明の時代にかけて作られました。一部分では土壁や石積みの壁も存在しますが、この壁はレンガで作られたものです。
乾燥する地域では日干しレンガが用いられましたが、明の時代に焼成レンガが大量生産されるようになると、レンガ壁に改修し防御の強度を高めたとされています。
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東京駅の丸の内駅舎は赤レンガ張りの建物です。現在の建物は、大正3年(1914年)当時の東京駅を復元したもので、2012年に完成しました。
大正時代の東京駅も、現在の復元後の東京駅も国産のレンガが使われています。レンガの組み方に関しても、当時の流れや技法を踏襲しており、現代の技術も取り入れながら忠実に再現された建物です。
レンガの建造物に関して、歴史的な文化遺産も多く残されています。レンガ建造物の一番のメリットは、外壁としてのメンテナンスがほぼ不要であることが挙げられるでしょう。
また多孔質素材なので、室内の湿度を一定に保ってくれます。夏は涼しく、冬は暖かいといった耐熱・蓄熱性能も抜群です。
かつては倒壊の不安が大きいといわれたレンガ建造物ですが、現在では耐震性能を高めるためのレンガ積み工法が採用されているため、地震に強い家が作られるようになっています。レンガは耐火性能も高いので、火事にも負けない家という認識も高まってきました。
レンガ自体、エコは部材と言われています。焼成煉瓦などはリサイクルが可能です。アンティークレンガなどは、かつて建造物に使われていたものをアップサイクルしたものです。解体後も有効活用されるところはSDGsに見合っていますね。
製造方法によって、レンガは「日干しレンガ」と「焼きレンガ」に分けられます。
粘り気のある土と砂、水を粘土状になるまで混ぜたものを型に流し込み、2~3日ほど天日干しし、乾燥させたものが日干しレンガです。
作り方がシンプルで、レンガは古くからこの方法で製造されていたといわれています。
一方、日干しレンガよりも手間と時間をかけて作られるのが、焼きレンガです。
粘土状の生地を2日ほど寝かせ、型から押し出したものを数日かけて乾燥させ、仕上げに高温で焼くと完成します。
レンガの天面に孔をあけたものです。透かし積みというレンガの積み方に用いられます。
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