DIYでレンガを使用する際、「レンガ同士をくっつけるのには、どうすればいいのだろう?」と悩んだことがある人もいるかもしれません。
ここでは、レンガ同士やレンガと木材を接着する方法をお伝えします。
また、レンガを使ってのDIYの手順も紹介。
レンガを使用して、エクステリアなどをつくりたいと思っている人は、参考にしてください。
レンガとレンガの接着方法
レンガ同士を接着する方法をお伝えします。
方法①モルタルを使用する
モルタルとは、セメントに水と砂を加えてつくられたもの。
つくる際は、手が荒れるおそれがあるため、手袋を着用しましょう。
方法②レンガ専用接着剤を使用する
モルタルをつくるのが面倒という人には、ホームセンターやインターネット上で販売されている、レンガ用接着剤がおすすめ。
レンガ同士だけでなく、コンクリートにレンガをくっつけることもできます。
レンガと木材の接着方法
レンガと木材を接着させる方法をお伝えします。
方法①専用ボンドを使用する
ホームセンターやインターネット上に、木材をくっつける際に使用する専用のボンドが販売されています。
便利なので、使ってみることをおすすめします。
レンガを使ってDIY出来るもの
DIYに興味がある人向けに、レンガを使って花壇やバーベキューコンロ、ピザ窯、玄関アプローチをつくる方法をお伝えします。参考にしてください。
花壇
レンガの花壇のつくり方を紹介します。
準備するもの
・レンガ
・水平器
・スコップまたはツルハシなど
・モルタル
・コテ
・バケツ
手順
1.ツルハシやスコップを使って、溝状に掘っていきます。
2.使用するレンガは、モルタルが固まりやすいよう、事前に水に浸けておきます。
3.水平器を使って、レンガを水平に積み上げていきます。
4.モルタルを敷き、1段目のレンガを固定していきます。レンガの半分ほどは、地中に埋めていきましょう。また1㎝程度目地幅をとっていきます。目地にはモルタルを流し込んでいきましょう。
5.1段目のレンガの上にモルタルを塗り、2段目は1段目と半分ほど位置をずらして積み上げていきましょう。
6.3.~5.の工程を繰り返していきます。
7.モルタルがはみ出してきたら、コテを使って、整えます。
8.すべてのレンガを積み上げたら、土を入れて、完成です。
バーベキューコンロ
バーベキューコンロをレンガでつくりたい人向けに、作成方法をお伝えします。
準備するもの
・耐火レンガ
・水平器
・耐火モルタル
・石切用ののこりぎまたはディスクグラインダー
・ハンマー
・タガネ
手順
1.バーベキューコンロの形になるよう、耐火レンガを仮置きします。形が定まったら、耐火モルタルを敷き、水平器を使って耐火レンガを水平に積み上げていきます。
2.モルタルにもみ込むような形で、1段目の耐火レンガを並べていきます。並べ終えたら、耐火レンガの上にモルタルを流し込みます。
3.2段目は、1段目と半分ほど位置をずらして積み上げていきます。
4.2.~3.の工程を繰り返していきます。その際、通気性をよくするため、半マスあけた部分を後方につくってください。半マスレンガをつくる際は、まず石切用ののこりぎまたはディスクグラインダーを使って、切れ目を入れます。切れ目ができたら、ハンマーでタガネを打ち込んで、割っていきます。またレンガを少し内側に積んで、網を載せるスペースをつくります。
5.最後に網を載せたら、完成です。
【関連記事】レンガを使用したバーベキューコンロの作り方と準備物
↑創碧株式会社では、組み立てるだけで誰でも簡単にできるバーベキューコンロの販売を行っております。
バーベキューコンロ以外にも、レンガの花壇作りにも代用できますのでぜひご覧ください。
バーベキューコンロ作成用のレンガはこちらからご購入できます。
ピザ窯
レンガを使ってのピザ窯のつくり方をお伝えします。
準備するもの
・基本ブロック
・耐火レンガ
・耐火モルタル
・石切用ののこりぎまたはディスクグラインダー
・ハンマー
・タガネ
・鉄アングル
手順
1.基本ブロックを並べて、土台を作成します。
2.土台の上に、耐火モルタルを敷き、水平器を使って、耐火レンガを水平に並べて、火床をつくっていきます。
3.1段目の耐火レンガの外枠部分コの字型にモルタルを敷いて、2段目以降のレンガを積み重ねていきます。水平器を使って、水平であることを確認しながら、2段目以降のレンガは、互い違いになるように重ねていきましょう。
4.途中、通気性をよくするため、半マスあけた部分を後方につくります。半マスレンガは、石切用のこぎりまたはディスクグラインダーを使って切れ目を入れたあと、タガネとハンマーを使って割ってつくります。
5.ピザを置く部分をつくります。窯の幅に切断した鉄アングルを、耐火レンガの上に仮置きします。その上に、さらに耐火レンガを並べて、ピザを置くところをつくります。
煙の通気口を確保するため、奥側にはすき間をつくるようにしましょう。
6.ピザを置く部分の、鉄アングルと耐火レンガをモルタルで固定したら、また3.と同じようにコの字型に耐火レンガを積み重ねていきます。
7.最後に、天板部分をつくっていきます。窯のサイズに切断した鉄アングルをモルタルで固定したあと、耐火レンガを敷き詰めて天板をつくったら完成です。
【関連記事】レンガを使用したピザ窯の作り方と注意点
↑創碧株式会社では、誰でも簡単にできるピザ窯セットの販売を行っております。
玄関アプローチ
玄関アプローチの作成方法をお伝えします。
準備するもの
・レンガ
・ホウキ
・ゴミ袋
・シャベル
・転圧機
・板切れ
・防草シート
・U字ピン
・川砂
・水平器
・モルタル
・目地砂
手順
1.地面のゴミや雑草を取り除きます。
2.レンガと下地を敷くスペースに穴を掘ります。下地含め、レンガ2つ分ぐらいの深さの穴を掘りましょう。
3.転圧機を使って、地面を固く締めます。その後、板切れなどを使って表面を平らに均していきましょう。
4.防草シートを敷きます。シートを敷いたあと、端をU字ピンでとめましょう。
5.敷き砂をします。最初にあった土がいい土であれば、川砂と混ぜて使ってもかまいません。
6.敷き砂をしたあと、転圧し、レンガを仮置きしてみましょう。高さに問題があったら、敷き砂で調整して、理想の形に整えていきます。高さに問題がなければ、板切れなどで表面を均します。
7.水平器を使って、水平か確認します。過不足があれば、砂を調整していきましょう。
8.外周部分に縁石をつくっていきます。モルタルを敷いて、その上にレンガを並べていきましょう(モルタルの上に並べる普通レンガは、事前に水に浸けておきましょう)。
9.なかのレンガを敷いていきます。敷き終えたら、縁石と高さが合っているか、水平器を使って確認していきましょう。
10.高さに問題がないようでしたら、目地砂を入れていきます。レンガの上の砂はホウキで掃いて、目地に落としましょう。レンガが動かないくらい、しっかり砂を埋め込んだら、最後に水をまきます。水をまくことで、地面が締まり、レンガが固定されます。
【関連記事】レンガで玄関アプローチをDIYする際に用意するものと作業工程
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レンガの接着方法などについてお伝えしました。
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