レンガを使ってDIY!用途別6つの棚の作り方とポイント
自宅の庭は来客がはじめに見るいわば「家の顔」です。また、家族とかけがえのない時間を過ごす大切な場所ともいえます。
しかし、庭の虫対策を怠ってしまうと、植物が食い荒らされたり人間に直接危害を加えたりするなど、被害を受けてしまいます。
実際に、ムカデ・ケムシの発生や、虫の死骸にお困りの方もおられます。そこで、本記事は自宅の庭で虫の被害を受けている方に向けて以下の内容について解説しています。
この記事を読んで頂くことで、庭の虫対策について知ることができ、虫のいない快適な環境での生活が可能になれば幸いです。
Contents
虫が庭に発生すると、どんな被害があるのでしょうか?
大きくは以下の2点が考えられます。
虫は植物や作物を食料とするため、対策しないと好き勝手に食べてしまいます。
たとえば、ダンゴムシは新芽や根を食べてしまい、ナメクジはレタスやキャベツなどの葉物を食料としてしまいます。
また、人間に直接危害を加える虫もいます。
たとえば咬んだり刺したりする虫といえばムカデ、ケムシ、ハチなどでしょう。他には、蚊、アリ、クモなども危害を加えてきます。
適切に虫対策しないと、人間の生活を脅かすやっかいな存在となるでしょう。
庭の虫対策するためには、虫が発生する原因を知ることが重要です。
虫は住みやすい環境に集まります。
そこで、どのような環境が虫にとって住みやすいのか、以下で紹介します。
虫は湿気があるところを好んで集まってきます。
とくに日当たりが悪くジメジメしたところは、虫にとって快適な空間です。
大きな石をどけるとダンゴムシやワラジムシなどが生息している理由は、湿気を好んで住み着くからです。
また、季節によっても発生する虫が異なります。
たとえば、梅雨の時期にはカタツムリやナメクジが大量に発生するといえば、想像しやすいでしょう。
虫は隠れる場所を見つけると住みつきます。
外敵から身を守る必要があるからです。
日の当たらない場所はとくに隠れやすく、草の中には多くの虫が隠れています。
また、石や落ち葉を動かしてみると隠れているのがよくわかります。
虫は植物や花が多いところに集まります。
植物や花は、虫の餌になるからです。
植物の葉を食べたり、樹液や花の蜜を吸ったりして生活します。
虫の餌になるものは植物だけではありません。
人間が食べたものの残りや、糖分を含んだ甘いジュースなどがあると虫が集まってきます。
とくに、生ごみを庭で処分する家庭は、短時間で大量に虫が発生します。
また、虫が別の虫を餌とすることもあります。
そのため、植物や人間の食べ残しなどに群がる虫を狙い、別の虫も集まってくるのです。
腐葉土はミミズなどが長い時間をかけて枯葉を分解し、土のようになった堆肥のことを指します。主にハエ、ナメクジ、ダンゴムシなどが好んで生息します。
カブトムシの幼虫などにとっても腐葉土のある環境は住みやすい場所です。
庭に虫が発生する原因を解説しました。以下では庭の虫対策を4つご紹介します。
結論からいうと、「虫が住みたくない」と思う環境をつくることです。
主には以下の通り
それぞれ解説していきます。
庭の手入れをすることで虫の住みにくい環境をつくれます。
主には水や湿気を取り除くことと、虫の好きな植物を排除することです。
水たまりは蚊にとって恰好の産卵場所です。水はけのよい環境を作り、水がたまらないようにしましょう。
とくにバケツ、ジョウロ、鉢の受け皿などにたまった水は見落としやすいので注意が必要です。
落ち葉は放っておくと腐葉土化するため、こまめに掃除しましょう。
秋から冬の季節は大量の落ち葉を片づけなければならず、手間がかかります。
面倒ですが1週間に一回など、日と時間を決めて掃除しておくのをおすすめします。
夏は雑草の伸びが非常に早く、数日放置するだけで一気に虫の住みやすい環境になってしまいます。
また、雑草の近くに植えてある花などが虫に食べられてしまうこともあるでしょう。
こまめに処理しておくことをおすすめします。
風通しと日当たりを良くして湿気をとることが重要です。
石や鉢植えなどの位置を変えたり、雑草処理・花の植え替えなどをしたりしておくとよいでしょう。
虫は湿気を好むものが多いため、乾燥させれば自然に少なくなります。
虫が嫌いな成分を含む植物を植えておくことも有効な対策です。
とくにハーブは虫よけに適しています。
虫の気になる場所に植えておくとよいでしょう。
季節に合わせてさまざまなハーブを育てるのもよいですが、寒暖の影響を受けにくいローズマリーは1年を通して育てられるのでおすすめです。
防虫剤の使用も効果的です。防虫剤にはさまざまな種類があり、「スプレー」「液体」「粒」「粉」などがあります。
虫が集まるところに撒いて遠ざけたり、逆に虫をおびき寄せて食べさせたり、死滅させるものがあります。
防虫剤を使用する際は、植物に影響がないかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。
また、庭でペットを飼っているご家庭はとくに注意が必要です。
防虫剤は人や犬、猫などの哺乳類が誤って口にしても体内で分解されるため害は少ないとされています。
しかし、多量に口にしてしまえば中毒症状を起こす危険性があります。
そのため、防虫剤はできるだけペットのいない場所で使うようにしましょう。
防草シートは、虫が集まる雑草の生育をおさえる効果があるため有効です。
注意点として、防草シート自体に虫よけの効果はないことを知っておきましょう。
また、もともと湿気や雑草のあるところに防草シートを敷くと、シートと土の間にはより湿気が増え、かえって虫の生活に適した環境になってしまいます。
そのため、事前に雑草を処理して虫も退治しておく、または元々ある程度日当たりの良い場所を選ぶなどの工夫が必要です。
固まる土は土にセメントや砂が混ざっているもので、防草土とも言われます。
雑草を除去したい場所に撒いて、水分を与えておくと数日後に固まるという仕組みです。
固まるため、雑草が生えにくくなります。
注意点として、水がたまりやすくなることです。水が溜まるところには蚊がわくリスクがあるので、水はけのよいところで使うとよいでしょう。
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いかがでしたか。
庭は家族とかけがえのない時間を過ごす大切な空間です。虫の発生によって台無しにされないためにも、原因と対策をおさえておきましょう。
虫も生き物ですから、住みやすい環境に集まってきます。虫にとって住みにくい環境をつくることが虫対策には重要です。
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