レンガの歴史
庭や塀に使うために、穴あきレンガの購入を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
穴あきレンガには、どのようなメリット・デメリットがあるのかが気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、穴あきレンガの特徴やメリット・デメリットなどを詳しく紹介します。
穴あきレンガの用途を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
穴あきレンガとは、穴があいているレンガのことです。
単純に穴があいているものと、重ねる際にずらしても穴が縦につながるようになっているものの、2種類に分けられます。
主に敷く用として使われ、穴の中に鉄筋を通して強度を高めて塀や門柱として活用したり、オブジェとして飾ったりできるといった特徴を持ちます。
穴があいていない普通レンガと比べると、単価が高いという点も特徴の1つです。
また、普通レンガとは違ってサイズが豊富に展開されているため、使用用途に合ったサイズを選ぶことがおすすめです。
もし、鉄筋を穴に通す場合は、サイズをすべて合わせる必要があることは押さえておきましょう。
穴あきレンガを使う前に、どのようなメリットがあるのかを確認しておきましょう。
ここでは、主なメリットを2つ紹介します。
穴あきレンガは、穴に鉄筋を通せるため積み上げる際に補強できるというメリットがあります。
なお、積み上げることを目的にレンガを購入する場合は、建築基準法として補強が定められていることを押さえておかなければなりません。
その点、穴あきレンガは鉄筋によってしっかりとして補強ができるため、建築基準法の条件も問題なく満たせます。
穴あきレンガは、穴を活用することでおしゃれに利用できるというメリットもあります。
たとえば、穴があいている部分が見えるように積み上げるだけでも、おしゃれに見せられます。
花壇や塀などに活用することで、家全体の雰囲気を変えることも可能です。
穴あきレンガにはさまざまなメリットがある一方、デメリットもあります。
購入後に後悔しないように、どのようなデメリットがあるのかも押さえておくことをおすすめします。
穴あきレンガは、普通レンガと比べると価格が高いという点が大きなデメリットです。
一般的なレンガは1個100円程度で購入できますが、穴あきレンガは1個数百円程度するものもあります。
使用用途にもよりますが、仮に塀に使用する場合には、多くの穴あきレンガを準備しなければなりません。
1個あたりの価格はそこまで高くないかもしれませんが、個数が増えるとそれなりに費用がかかってしまうということは確認しておきましょう。
普通レンガはサイズが規格によって定められていますが、穴あきレンガのなかには特殊なサイズのものもあります。
サイズが決まっている普通レンガであれば、形をきれいにそろえることができますが、サイズが異なる穴あきレンガは、形がそろえられないことも考えられます。
そのため、穴あきレンガが余ってしまった場合でも、普通レンガとの併用ができない可能性が高いです。
特殊なサイズの場合は、同じサイズのものが販売されていない可能性もあるため、購入する方は破損した場合のことも考えたうえで購入しなければなりません。
穴あきレンガは、さまざまな方法で活用できます。
主な使用方法を3つ紹介するので、穴あきレンガの使用方法に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
穴あきレンガを塀に活用する方法は、主に2つあります。
単純に積み上げていくという方法と、塀の中にアクセントとして利用するという方法です。
穴あきレンガを積み上げて塀を作る場合は、同じサイズのものを準備しましょう。
サイズが違うものは、レンガを重ねたときに穴がつながらない可能性があるためです。
レンガの穴に鉄筋を通したうえで、砂とセメントを混ぜたモルタルで固めることで強度を高められます。
アクセントとして活用する場合には、レンガの穴が見えるように塀の中に埋め込みます。
穴をあえて見えるようにすることで、おしゃれに見せながら風遠しもよくなるので、目隠しとして塀を作りたいとお考えの方にもおすすめです。
趣味としてガーデニングを行っている方は、穴あきレンガをぜひ活用してみてください。
穴あきレンガは塀や門柱といった実用的な用途だけではなく、置くだけのオブジェとしても活用できます。
ガーデニングに欠かせない花壇の枠に穴あきレンガを活用すると、見た目の印象も変えることが可能です。
また、レンガの穴の部分に土を入れて、植物を育てるという活用方法もおすすめです。
一般的なレンガと組み合わせることもできるので、デザインの工夫もできます。
穴あきレンガは、便利アイテムとしての活用も可能です。
便利アイテムとしては、傘立てやフラワーディスプレイなどが挙げられます。
穴の部分に傘を差し込むだけで傘立てになるので、アイデア次第でさまざまな活用方法があります。
また、玄関や門柱付近も穴あきレンガとの相性がよいので、家全体のバランスも含めて、置く場所を決めるとよいでしょう。
穴あきレンガ以外にも、さまざまな種類のレンガが展開されています。
ここでは「普通レンガ」「耐火レンガ」「建築用レンガ」を紹介します。
それぞれのレンガの特徴を、以下の表にまとめました。
〈それぞれのレンガの特徴〉
普通レンガ | ・一般的なレンガのことで、赤レンガと呼ばれることもある ・耐水性は高いものの、高温の場所への使用は避けたほうがよい |
耐火レンガ | ・1,000℃以上にも耐えられるほどの耐久性がある ・水に弱い |
建築用レンガ | ・強度と吸水性が高いため、外壁によく使われる |
レンガによって、特徴や性能が異なるため、使用用途に合ったものを選びましょう。
レンガの種類や用途別のおすすめレンガを紹介
こちらの記事でも、レンガの種類や用途別のおすすめレンガについて詳しく紹介しております。
いかがでしたでしょうか?
穴あきレンガとは、普通レンガに穴があいているもののことです。
主なメリットとしては、穴に鉄筋を通せるためしっかりとした補強できることや、オブジェとして活用できることなどが挙げられます。
一方で、普通レンガよりも価格が高いことや、特殊なサイズのものは普通レンガとの併用ができないということがデメリットです。
穴あきレンガは塀やガーデニングだけではなく、便利アイテムとしても活用できるので、アイデア次第でさまざまな活用ができます。
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