レンガの歴史
新築の家の購入を考える時に、家の中だけを考えるわけではありませんよね。
家の周囲をどうするかを、予算とともに考える必要があります。
また、すでに家を所有している方も、家の周囲をDIYしたいと考えているかもしれません。
家の周囲を犯罪や風雨から守るために、何ができるでしょうか?
この記事では、エクステリアを選ぶポイントや資材について解説していきます。
この記事は新築の購入時や家の周囲をDIYしたい時、エクステリアの悩みに役立ちます。
Contents
エクステリアとは、室外装飾と考えてもらえればわかりやすいです。
よくインテリアを室内装飾の意味で使いますが、その反対の意味がエクステリアです。
なぜエクステリアは重要なのでしょうか?
それは、まず他人が家を見るのはエクステリアだからです。
エクステリアが整っている家は、インテリアもしっかりしていると考えられるでしょう。
エクステリアにこだわっている家は、自分が帰宅ときにも良さを実感できる家となるはずです。
室外装飾と考えるとよく知っておられる方は、外構工事の言葉を聞いたことがあるかもしれません。
エクステリアと外構はどこが違うのでしょうか?
エクステリアと外構の違いは、あまりはっきりしていません。
ただ、イメージしやすいのはエクステリアの中に外構が含まれる点です。
外構はブロックやレンガなどの家を守る外壁のようなものがイメージしやすいです。
エクステリアは室外装飾ですから、これらすべてのものもエクステリアになります。
エクステリアは意味の広い言葉としてとらえておけば、間違いないでしょう。
家の外にあるものはエクステリア、外壁のようなものは外構ととらえておきましょう。
そうすれば、エクステリアの一部が外構だと判断できるはずです。
では、具体的にエクステリアを構成する場所はどのような場所になるでしょうか?
次にその点を解説します。
エクステリアを構成する場所は全部で7ヵ所あります。
こちらの7つになります。
では、一つずつ見てみましょう。
エクステリアを構成する場所の1つ目は、門扉です。
この門扉にもさまざまな種類があります。
まず大きく2種類に分かれるでしょう。
門扉の種類は開き扉とスライド扉です。
一つずつ種類を見ましょう。
門扉の1つ目の種類は開き扉です。
開き扉にも使われる材質が異なります。
どのような材質の開き扉があるでしょうか?
以下の3つになります。
主にこの3種類の門扉が開き扉に使われます。
費用面やデザインの好みによって、選ぶ門扉が異なるでしょう。
開き扉のタイプは、スペースにゆとりのある家の門扉として使用されるかもしれません。
門扉の2つ目の種類はスライド扉です。
スライド扉もさまざまな材質があります。
以下の4つになります。
開き扉にはなかったガラス製の種類のものもあります。
スライド扉は、スペースを取る必要がありません。
ですから、敷地が小さくてもエクステリアとして選べます。
また、スライド扉のある家はセキュリティがしっかりしている印象を持たせるでしょう。
防犯の観点からもスライド扉は役立ちます。
エクステリアを構成する場所の2つ目は、玄関アプローチです。
玄関アプローチとは、門扉を抜けて玄関までの空間や道です。
訪問者の観点で見ると、まさに家の第一印象を決める場所でしょう。
玄関アプローチが魅力的なら、家に入る前に訪問者から良い印象を持たれるはずです。
またもし、2世帯で住む考えや将来についての考えを含めるなら、バリアフリーを施す重点的な場所になります。
玄関アプローチもどんな空間にするかで、家の印象がずいぶん違うようになるでしょう。
エクステリアを構成する場所の3つ目は、駐車スペースです。
駐車スペースにもさまざまな種類があります。
基本的にはこの5種類になります。
ご自身の土地のサイズや景観に合った駐車スペースのタイプを選べるでしょう。
駐車スペースは車を保管するだけの場所と考えがちです。
しかし、駐車スペースが魅力的なら、家も車も他人から見ると立派に見えます。
駐車スペースもエクステリアとしてこだわりを出すなら、ご自身の家の印象を変えてくれるものになります。
エクステリアを構成する場所の4つ目は、フェンス・塀です。
外構工事として一般的なのはフェンスと塀です。
フェンスや塀にもさまざまな種類があるでしょう。
まずフェンスや塀の種類は主にこちらの5種類です。
フェンスや塀も外から見てその家の雰囲気をつかむエクステリアになります。
ご自身の新居や住んでいる家の意向に合わせて、合う種類を選びましょう。
とくにヨーロピアンのフェンスや塀は数多くの種類がありますので、お好きな国のスタイルのものを選ぶとよいはずです。
エクステリアを構成する場所の5つ目は、テラス・デッキです。
まずテラスに関しては、色の種類が一般的に3種類あります。
新居の外壁の色と合う色を選ぶとよいでしょう。
またテラスの種類も併設式と独立型の2種類あります。
併設式では、土地によってサイズも選べます。
庭の一部を使うテラスや庭全体を覆うテラスにも変更できるでしょう。
独立型でも同じようにできます。
新居での外の空間を十分に満喫したい考えがあるなら、存分にこだわるべき場所でしょう。
続いて、デッキは、2種類の材質が一般的です。
それは、ウッドデッキとタイルデッキです。
ウッドデッキは、自然の中にいる感覚を楽しめるでしょう。
ただ同時にメンテナンスをしないと、ウッドデッキそのものが悪くなってしまいます。
管理してでも、自然の中にいる感覚を楽しみたい方にはウッドデッキは良いエクステリアでしょう。
タイルデッキは、さまざまなデザインを楽しめますし、メンテナンスも簡単です。
ただしタイルデッキも、夏は太陽の光を反射したり、冬は暖かい空気が留まらなかったりする環境を作ってしまうでしょう。
多少、環境が悪くなってもデザインやメンテナンスを簡単にしたい方にはタイルデッキを選ぶとよいかもしれません。
エクステリアを構成する場所の6つ目は、庭です。
庭は、先ほど挙げた駐車スペースやテラス・デッキが関係する場所です。
まず庭のコンセプトを考えてから、駐車スペースやテラス・デッキについて考えるべきでしょう。
庭の種類は基本的にこちらの3種類です。
それぞれタイプによって使う材質も異なります。
もちろん、家の景観と合うタイプを選ぶべきです。
洋式の家に和式の庭が付いていると、見る側は違和感を持ってしまうでしょう。
材質は和式なら、生垣や竹垣を使用し、洋式ならレンガやタイルを使用します。
和洋折衷なら、一部はコンクリートやレンガ、一部は造園して樹木を植えられるでしょう。
庭はまずコンセプトありきで、庭にある他のエクステリアも決まっていきます。
エクステリアを構成する場所の中で、庭は重要な場所です。
しかし、庭の管理は雑草処理を含め大変なことも多々あります。
そこで、こちらの記事では雑草対策を10個ご紹介しています。
ご自宅の景観や広さに合わせて雑草対策をおこなうことで、より良い景観づくりを目指しましょう。
エクステリアを構成する場所の7つ目は、照明です。
照明は夜間にどのように家を映すかで、おしゃれさを演出できます。
設置する場所は主にこの4つの場所になるでしょう。
どんな照明があるかで、夜間であっても魅力的な家を演出できます。
照明が魅力的なら、仕事や旅行で遅くなっても帰宅時に心がなごむかもしれません。
夜間でも魅力的に映る照明を選ぶとよいでしょう。
エクステリアの具体的な7つの場所について考えてきました。
では、エクステリアのデザインについてどんな種類があるでしょうか?
次にデザインについて解説します。
エクステリアのデザインの種類は主に3つあります。
デザインの種類はこちらです。
一つ一つのデザインを見てみましょう。
エクステリアデザインの1つ目は、オープンデザインです。
オープンデザインは、家を開放的に見せるデザインを指すでしょう。
インターフォンや郵便受けだけの必要最低限のものを設置します。
このデザインは家そのものの良さをアピールできるデザインになります。
一方で、防犯面や家族のプライバシーを確保できない面もあるので、注意が必要でしょう。
エクステリアデザインの2つ目は、クローズドデザインです。
クローズドデザインは家をフェンスや塀などで囲んでしまうデザインです。
オープンデザインとは逆に、防犯面や家族のプライバシーをしっかり守るデザインになるでしょう。
ただし、クローズドデザインは家の一階部分はほとんど見えなくなるので、家の良さを外部にアピールできなくなるかもしれません。
エクステリアデザインの3つ目は、セミクローズドデザインです。
オープンデザインとクローズドデザインの両方を兼ね備えるデザインになります。
自分の家の一階部分をワンポイントで魅力的に見せたい場合は、一部分だけ塀を無くしたり、塀を低くしたりできるでしょう。
家族の希望で一部分の場所だけは外から隠れるようにしてほしい場合でも、このデザインは対応できます。
ただし、セミクローズドデザインはデザイン設計の面で最も思慮が必要なので、時間を最も要するデザインとなります。
エクステリアの場所やデザインについて解説しましたが、実際にエクステリアを決める際のポイントは何があるでしょうか?
次にその点を解説します。
新たなエクステリアを作る場合やエクステリアをDIYしたい場合には、何を起点にエクステリアを決めるかは重要です。
エクステリアを決める際のポイントは3つあります。
ポイント一つ一つを考えていきましょう。
エクステリアを決める際のポイントの1つ目は、生活導線の確保です。
生活導線とは、日常の生活で動く範囲の中の流れを指します。
家族一人ひとりが、家の中から庭や外の空間へどのように動くのでしょうか?
洗濯に関しての導線を意識するなら、洗濯の導線はどのような流れになるかを考えなければなりません。
そのうえで、テラスを付ける際には併設型か独立型かを考慮する必要があるでしょう。
まずは、ご自身の家族の中で優先すべき生活導線は何になるかを決めて、円滑に生活導線を辿れるようにしましょう。
その生活導線を辿るために、必要なエクステリアを選んでいけるでしょう。
エクステリアを決める際のポイントの2つ目は、デザインです。
少し前にも述べましたが、新居や現在の家のデザインとマッチするデザインを選びましょう。
例えばマッチするデザインがオープンデザインなら、駐車スペースは広くできます。
オープンデザインだと、エクステリアにカーポートを付けたい方がいるかもしれません。
クローズドデザインがいい方は、フェンスや塀のデザインをスタンダードなタイプにするか、ヨーロピアンスタイルにするかについても考慮できるでしょう。
エクステリアを決める時は家と周囲の景観がマッチする点を踏まえて、デザインを選ぶとよいでしょう。
エクステリアを決める際のポイントの3つ目は、防犯面です。
自分の家が犯罪に巻き込まれたくはありません。
オープンデザインにすれば、防犯面ではかなり手薄になってしまいます。
オープンデザインは設備が少ないので予算が安く済みます。
しかし、その分遮るものがないので、どうしても防犯面は弱くなるでしょう。
逆にクローズドデザインにすれば、予算はかかりますが防犯面は強化できます。
ただし、クローズドデザインであってもフェンスや塀が高くて中が見えないようになると、逆に空き巣狙いの隠れる場所ができてしまいます。
家がフェンスや塀によって隠れるから防犯強化になるわけではありませんので、その点は押さえておくべきでしょう。
防犯面にも役立つフェンスや塀の高さは、大人の目線で見える高さの150cmほどがよいと言われています。
クローズドデザインを選ぶなら、フェンスや塀について考える際に150cmを目安にできるでしょう。
防犯面は家族の中でどのくらいの比重があるでしょうか?
その答えによって、エクステリアをどのようなデザインやものにするかを決められるでしょう。
ここまでで、エクステリアを決める際のポイントについても考えました。
では、実際に使うエクステリア資材はどのような種類のものがあるでしょうか?
どの部分のエクステリアを作るか決めたあとに、全体的に使用するエクステリア資材をどうするか考えるのも大切です。
エクステリア資材は何を選ぶでしょうか?
エクステリア資材はこの5種類です。
一つ一つ見てみましょう。
エクステリア資材の1つ目は、レンガチップです。
レンガチップとは、地面に使うレンガを砕いてチップ上にしたものです。
レンガチップにはさまざまな良い点があります。
例えば、レンガチップは地面に使っていると防犯面や湿度面でも役立つでしょう。
レンガチップは上を歩けば音が鳴りますし、夏は湿度を逃がして冬は凍結を防ぎます。
またレンガは雨に当たるとアルカリ性になります。
この効果によって、土中の酸性度が落ち雑草が生えづらくなる効果もあるでしょう。
色が赤色を基調したデザインがよい場合は、レンガチップにするとよいかもしれません。
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エクステリア資材の2つ目は、瓦チップです。
瓦チップとは、レンガチップと同様で瓦を砕いてチップ上にしたものです。
瓦チップにも良い点があるでしょうか?
コストが安く、瓦の成分によって消臭効果があります。
また、防草効果や湿度調節の効果があります。
瓦チップは廃瓦を砕いているので、環境にも優しいチップです。
ただし、瓦チップ自体は風に飛ばされやすく、形状も尖ったものがあって歩きにくくなります。
エクステリア資材の3つ目は、防草シートです。
防草シートの役割は雑草が伸びるのを防ぐことです。
防草シートが敷いてあるエリアは、太陽光が遮断されて長期間雑草が成長できないでしょう。
また、先ほどのレンガチップや瓦チップと併用もできます。
防草シートの上にチップを敷き詰める方法を取ると、雑草はほとんど生えてきません。
雑草の管理に悩んでいるなら、防草シートをエクステリア資材に含めるとよいでしょう。
【防草シートの種類・素材別の寿命】自分にあった防草シートの探し方
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エクステリア資材の4つ目は、防草砂です。
防草砂は、雑草が生えないようにする砂です。
防草砂は、敷きたいエリアの雑草を除去してから、そこに敷き詰めて平にする方法で使えるでしょう。
水を撒いて固めていく時に、ムラが出るので防草砂を足してきれいに仕上げて固まるようにします。
防草砂そのものにはアルカリ性の成分が入っているので、雑草の成長を防ぎます。
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エクステリア資材の5つ目は、レンガです。
レンガは、土で焼き固められた建築資材です。
レンガも使うエリアを平らに整えてから、敷いていけるでしょう。
レンガは音を遮ったり、熱が伝わりにくくしたりできます。
また時間の経過と共に、色の変わり具合も楽しめるでしょう。
しかし、レンガは壊れやすく一部が砕けた時に一部だけレンガを交換するのが難しい点があります。
家をレンガ調に整えたいなら、レンガを敷くのもエクステリアとして選択できるでしょう。
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いかがでしたか?
エクステリアとは室外装飾であり、エクステリアの中に外構が含まれています。
エクステリアを決めるうえで、生活導線や3種類のデザインや防犯面は考えるべきです。
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またオリジナルのレンガ製造や、設計からのご提案もさせて頂きます。
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